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100個のスキルがあっても、このスキルがないと無意味です!

こんばんはmatchです。

このブログは上場企業で働きながらMUPウサギクラスで、 学んだことをアウトプットして自分のスキルにしてスキルで副業で起業をするまでを綴っております。

今回は論理的スキルについて書いていきます。
この章はかなり重要なので、前半と後半に分けて説明していきます。

今回は”新規事業を会社に立案するときの企画書が書けない”、”自分で起業しようとしているけど、そもそも市場規模がわからない”方にオススメな内容となっております。

それでは説明していきます!

100個のスキルがあっても、○○スキルがないと無意味!?

掛け算の法則で、スキルがいくらあっても論理的思考スキルがないと無意味です。
どんなに100点の資料を作るスキルがあっても、論理的思考スキルや論理的に組み立てるスキルがないと100×0で0点。
それではどのように論理的思考スキルを身に付けていくのか説明していきます。

【問題】ラーメン屋の売上と利益

座席数は13席、場所は浜松町近く、従業員は3人、ラーメンの価格が650円の店があるとします。
さてこのラーメン店の売上と利益はいくらでしょうか?
こういった想定が難しい数字を計算する際に、フェルミ推定を使います。
フェルミ推定とは一見予想もつかないような数字を、論理的思考能力を頼りに概算することを言います。
よくある例は、日本にはいくつの電柱があるでしょうか?とか日本にはいくつのマンホールがあるでしょうか?などです。
つまり「そんなもん知らん!」って問題が非常に多いです。
最近Googleの採用面接でも採用されたことで話題になり、論理的思考スキルを身に付ける為に使われております。
まず、このラーメンの営業日を平日と休日と分けることができます。
またランチと夜も分けることができます。
次に共通の項目を追加していきます。
それは回転数、来店数、客単価で1日当たりの売上が分かります。これに営業日をかければ1か月の売上が分かります。
次に利益の部分です。項目としては原価、コストが上げられます。
最後にすべての経費を売上から差し引けば利益がでます。
これを図にするとこういった形になります。
フェルミ推定は式の正解不正解なので、答えの正解不正解はどうでもいいです。
この図が出来れば、想定の数字を入れていくだけでラーメン店の売上と利益がわかります。
今回はわかりやすくする為に図で説明しましたが、スマホの電卓さえあれば、頭である程度計算できると思います。

ビジネスではコペルニクス地動説志向が最重要!?

地動説は宇宙の中心は太陽であるとし、地球はほかの惑星とともに太陽の周りを自転しながら公転しているという学説のことです。
コペルニクスが地動説を提唱するまでは、地球は宇宙の中心にあるとし、まわりの天体が動いているという天動説が信じられてきました。
なぜなら、実際に自分の眼で見て、1日1度太陽が地平線の上に昇り、そして地平線下に下り、太陽以外の天体も同じように動いている以上、その現象をそのまま受け取って解釈するのが普通だったからです。
そんな中コペルニクスが自分の思い込みや見えているものが必ずしも正しくないと疑い、
データに基づいて地動説を提唱した。
つまり、ビジネスで大切は考えは下記の3点になります。
・自分の事業に思い込みを抱いてしまう
・自分の見える視野が決して正しくない
・しっかりとしたデータに基づく事実が必要
例えば、バーゲンで服を買ったとき、家に帰って冷静に買った服を見ると買わなくてもいいものが多かった経験はありませんか?
それと一緒で、自分の事業への思い込みは捨てる。
自分の思考を疑い続ける。これが重要になります。
人は目で見たものや物事をドラマティック化してしまう習慣があると言われています。
例えば世界で予防接種を受けられない子供たちは何%いるか?
20%、50%、80%
正解は20%
人間はドラマチックにみる傾向がある為、カンボジアの子供たちを映像に使い、
こういった質問をすると大体の人が50%と答えるそうで、正解率は大体10%ほどだそうです。

ビジネスで捨てなければいけない2つの思考

ビジネスをやっていく上で捨てなければいけない思考があります。
それは
・分断思考
・ネガティブ思考
です!

分断思考(物事を2つに分けようとする思考)

まずこの世界は単純に二つに分断できないということを認識しないといけません。
例えば金持ちと貧乏ですが、実際には中間層がほとんどです。
他にもサラリーマンとフリーランスですが、実際は兼業している人は多いという結果もあります。
つまりグラデーション理解が必要不可欠だということです。
ではなぜ二つに分けるとうまくいかないのか?
それを飲食店を例に説明していきます。

例:飲食店を作りたい!立地が大事だ!

みなさんが仮に飲食店を経営する際に、まずはじめに何を気にしますか?
そう!立地ですよね?立地が良ければそれだけ儲かるんだろう。
そう思っていませんか?
実際に比較してみていきましょう。
【立地が良い】
交通量が多い→良い
・家賃が高い、人がたくさん必要
【立地が悪い】
交通量が少ない→悪い
・家賃が安い
・人もいらない
・デリバリー系に専念し、店舗は気持ちのいい気楽な接客が出来る。

ネガティブ本能

人間はネガティブに共感しやすいと言われています。
例えば少し前にブログでバズった「保育園落ちた、日本死ね」です。
このブログは多くの働くお母さんの共感を呼びました。
なぜ共感されたのか?
それはネガティブな内容だったからです。
仮にこれがポジティブな内容だと共感されたでしょうか?
「保育園は入れた、日本最高」だとここまで共感は得られなかったでしょうか。
特にTVなどのメディアはネガティブセンサーのコントロールが非常に上手なのは有名です。
例えば18年12月にソフトバンクの大規模な通信障害後の5日間で1万件以上の解約があったというニュースです。
このニュースを見て5日間で1万人か…大規模な通信障害があったから
他社に移った人が多かったんだと考えたあなた!
メディアにコントロールされてます!
説明していきます。
当時日本の回線は1億7,000万回線り、そのうち23%がソフトバンクで
約3,910万回線がソフトバンク回線でした。
当時のソフトバンクの年間解約率2%なので、年間に解約数は782,000件。
これを1日の解約数に換算すると…782,000解約/365日=2,142件/日
これを5日の解約数に換算すると…2142件×5日=10,712件
つまり通信障害がなくても5日だと解約数は10,000件ぐらいなんです!
メディアの裏付けというものがとても重要で、
自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要です。
前半は以上です!基本的にはマインドが中心の内容となっております。
後半は実際のフレームワークを活用して、市場規模やユーザー分析などを説明していきます!

続きは後半で!